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リスには、樹上性リス(滑空する種も含む)と地上に住むジリスの、異なる2タイプがある。 樹上性リスにはハイイロリス (Sciurus carolinensis) などが含まれる。フサフサとした大きな尾を持つことが特徴である。主に樹上で生活する。食性は草食性の強い雑食で、種子、果実、キノコ及び小動物を食べ、種子を巣穴に保存する性質がある。基本的に単独行動をし、明確な縄張りを持つ種は少ない。また、寒冷地に生息する種でも冬眠はしない。 ジリスにはプレーリードッグ、マーモットなどが含まれる。尾が短く、草食性である。草原や草地などに巣穴を掘り生活している。森林限界を越えた高山に住む種もいる。家族を中心とした集団を形成し、縄張りを持つ種が多い。多くのジリスは冬眠をする。 東南アジアに生息するフィンレイソンリスはいくつもの毛色の違うものが野生化で存在している。花の蜜を食べるために長く伸びる舌をしている。 シマリス類は、樹上生リスとジリスの中間的な存在であり、主に地上で暮らすが、木登りも巧みである。また、愛玩動物として飼育されている種も、環境適応力が高い事などを理由にシマリス属が多い。それゆえ近年、飼育環境から逃げ出した外国産シマリスによる日本国内の生態系の乱れが懸念されている。亜種には、ホワイトシマリス (Nivea tamias sibiricus) と呼ばれる体毛が白いシマリスがおり、たびたびアルビノと混同される。アルビノシマリス (albino tamias sibiricus) は先天的な色素欠乏のため体毛が白く見え、赤目(ただし、アルビノでも個体によっては赤みがかった黒目(ブドウ色)の場合もある)かつ他のシマリスと比較して体が脆弱であるといった特徴を持つ。一方、ホワイトシマリスは白毛かつ黒目の色素(因子)を持つ。両者には、目の色以外に見た目の違いが認めにくいため混同されがちだが、両者の体色はその性質上全く異質のものであり、学術上それぞれ区別されている。ペットショップなどでホワイトシマリスとして販売されている多くの白色固体は、アルビノである場合が多い。 リスはオーストラリアと南極大陸を除く世界各地に分布しており、樹上性リスは南アジアを中心に、ジリスは北アメリカを中心に分布している。 シマリス属やジリス属には、頬の内側に「頬袋」と呼ばれる袋状の構造がある。頬袋には柔軟性があり、たくさんの食物をしまっておくことができる。 日本語の「リス」という名前は、漢字の「栗鼠」の音読み「リッソ」が転じたものである。